「ヨガを始めてみたいけど、前屈しても手が床につかないくらい体が硬い…」
「スタジオにはスタイル抜群のキラキラした人しかいないんじゃ…?」
そんな不安から、ヨガへの第一歩を踏み出せずにいませんか?SNSで見かける美しいポーズの写真を見ると、そう思ってしまうのも無理はありません。でも、はっきり言わせていただきます。「体が硬い人ほど、ヨガの効果を爆発的に感じられる」のです。
今回は、編集部がヨガスタジオの「リアル」を徹底解説。初心者が抱える「恥ずかしい」という思い込みを解消し、明日から自信を持ってスタジオに行けるようサポートします。
「ヨガを始めたいけれど、東京はスタジオが多すぎてどこが良いのか分からない」 「安くない月謝を払うんだから、絶対に失敗したくない!」 そんなヨガ難民になりかけているあなたへ。編集部が自信を持っておすすめする「最初の一歩」は、やはり業界[…]
【最大の誤解】「体が硬いから恥ずかしい」は間違い!
検索でも多い「ヨガ 体が硬い」という悩み。実は、ヨガのインストラクターにとって、体の硬い生徒さんは「教えがいのある、愛すべき生徒さん」なのです。
硬い人=「伸びしろ」の塊
すでに体が柔らかい人は、かなり深いポーズをとらないと筋肉への刺激(=効果)を感じにくい場合があります。
一方、体が硬い人は、少し体を倒したり伸ばしたりするだけで、筋肉に強烈な刺激が入ります。つまり、「少ない動きで効率よく効果を得られる」という特権を持っているのです。
ヨガは「ポーズの美しさ」を競うものではない
ヨガの本質は、ポーズを完成させることではなく、「自分の体の感覚に集中すること」にあります。
「あ、今ここの筋が伸びて気持ちいいな」と感じられれば、どんなに不格好でもそれは「100点満点のヨガ」です。周りと比べる必要は全くありません。
【スタジオのリアル】周りはみんな自分のことで精一杯
初心者の方が心配する「周りの目が気になる」問題。これについても、スタジオに行ってみると拍子抜けするはずです。
鏡を見るのはナルシストだからじゃない
スタジオには大きな鏡がありますが、それは「自分のポーズを確認するため」のもの。みんな、自分のバランスをとるのに必死で、隣の人のことを見ている余裕なんてありません。
年齢も体型もバラバラなのが普通
「モデルみたいな人ばかり」というのは幻想です。
実際には、仕事帰りのOLさん、ダイエット中の主婦の方、健康維持目的のシニアの方など、年齢も体型も服装も本当に様々。誰もが自分のペースで、自分自身と向き合っています。
【服装ガイド】形から入らなくてOK!ユニクロ・GUで十分
「何を着ていけばいいかわからない」という方へ。いきなり高価なヨガウェアブランドで全身を揃える必要はありません。
初心者におすすめの服装ポイント
手持ちの服やファストファッションで代用するなら、以下の条件を満たしていればOKです。
- トップス:伸縮性のあるTシャツ(脇が見えすぎないもの)
※注意点:ダボダボすぎると、前屈した時に服がめくれてお腹や顔にかかってしまうので、ある程度フィットするものがベター。裾を結べばOK! - ボトムス:動きやすいレギンスやジャージ
※注意点:膝の曲げ伸ばしが楽なもの。ジッパーや硬いボタンがついているものは、うつ伏せの時に痛いのでNGです。
持ち物はこれだけあれば大丈夫
多くのスタジオでは、ヨガマットは無料でレンタルできます。
- 動きやすい服装(着替え)
- 汗拭きタオル
- お水(500ml〜1L)
- 替えの下着(特にホットヨガの場合、汗だくになります!)
知っておくと安心!初心者のためのQ&A
最後に、初めての予約前に解消しておきたい小さな疑問にお答えします。
Q. ご飯はいつ食べればいい?
A. レッスンの2時間前までに済ませましょう。
満腹状態で動くと気分が悪くなることがあります。どうしてもお腹が空いている時は、消化の良いゼリー飲料やバナナなどを軽く摂る程度に。
Q. 生理中でも大丈夫?
A. 基本的にはOKですが、無理は禁物。
リラックス系のヨガなら生理痛の緩和にもなります。ただし、足を高く上げる「逆転のポーズ」は経血が逆流する恐れがあるため避けましょう。インストラクターに事前に伝えておけば、代わりのポーズを教えてくれます。
Q. 全くの初心者でついていけるか不安…
A. 「初心者歓迎」「ビギナーズクラス」を選べば安心です。
予約サイトやスケジュール表に「運動量(ハートマークの数など)」が記載されています。最初は一番運動量が少ないクラスを選びましょう。
まとめ:誰もが最初は「ガチガチの初心者」
あの素敵なインストラクターさんも、最初は体が硬かったかもしれません。ヨガスタジオは、できないことを笑う場所ではなく、「できない自分を受け入れて、少しずつ変わっていく過程を楽しむ場所」です。
服装もTシャツで大丈夫。体も硬くて大丈夫。必要なのは「ちょっとやってみようかな」という好奇心だけです。さあ、今度の休日は、凝り固まった体と心をほぐしに行ってみませんか?
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「じゃあ、どこのスタジオに行けばいいの?」滝汗をかくホットヨガ?じっくり動く常温ヨガ?次回は、あなたにぴったりのヨガの種類と、失敗しないスタジオ選びを徹底比較します。

【医療広告ガイドラインに基づく表記】 本記事は一般的情報提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。施術の適応・副作用・費用は医師による診察でご確認ください。

