日焼け止め

日焼け止めを塗っているのに焼ける理由|正しい塗り方・量・塗り直しを解説

ミライ(HOSIT編集部 | 美容医療・ウェルネス担当)
2026.07.03 更新
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この記事の調査・編集方針

本記事は、日焼け止めを塗っているのに焼ける、シミ・くすみが気になる、正しい塗り方がわからない方に向けて、紫外線対策の基本を編集部が整理した情報提供コンテンツです。

特定の商品・ブランドを推奨するものではありません。肌質、生活環境、汗のかきやすさ、メイク習慣によって合う日焼け止めは異なります。赤み・かゆみ・湿疹などが出る場合は使用を中止し、皮膚科へ相談してください。

  • 日焼け止めを塗っているのに焼ける原因を解説
  • 顔・首・体への正しい塗り方を整理
  • メイクの上から塗り直す方法を紹介
  • SPF・PAの見方と日焼け止め以外の紫外線対策も解説

「毎日きちんと日焼け止めを塗っているのに、なぜか焼けてしまう」
「SPF50+を使っているのに、シミやくすみが気になる」
「朝塗っているのに、夕方には頬や鼻が赤くなっている気がする」

このように感じたことはありませんか?

実は、日焼け止めは“どの商品を選ぶか”と同じくらい、“どう塗るか”が大切です。SPFやPAの数値が高い日焼け止めを使っていても、塗る量が少ない、ムラがある、汗や皮脂で落ちたまま過ごしている場合、本来の紫外線防御力を十分に活かせないことがあります。

特に顔まわりは、頬・鼻・額などの高い部分だけでなく、フェイスライン、髪の生え際、小鼻、耳、首、うなじなど、塗り忘れが起こりやすいパーツがたくさんあります。さらに、マスク、ハンカチ、服との摩擦によって、朝塗った日焼け止めが少しずつ落ちてしまうこともあります。

この記事では、日焼け止めを塗っているのに焼ける原因から、顔・体への正しい塗り方、メイクの上からの塗り直し方法、よくあるNG習慣までわかりやすく解説します。

まずは結論|日焼け止めは「量・ムラなく・塗り直し」が大切

  • 使用量が少ないと、表示されているSPF・PAの力を十分に活かしにくい
  • 手のひらで一気に伸ばすと、頬・小鼻・生え際にムラが出やすい
  • 首・耳・うなじ・手の甲は塗り忘れが多い
  • 汗・皮脂・摩擦で落ちるため、朝1回だけでは不十分なことがある
  • 2〜3時間おきを目安に、汗をかいた後やタオルで拭いた後は塗り直す
  • 日焼け止めだけでなく、帽子・日傘・衣類・サングラスも組み合わせる

シミ・肝斑が気になる方

日焼け止めを塗っていてもシミやくすみが気になる場合は、シミ・肝斑の違いも確認しておきましょう。

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肌状態を客観的に見たい方

隠れジミ、毛穴、赤み、キメなどを確認したい方は、VISIA肌診断も選択肢です。

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日焼け止めを塗っているのに焼ける理由

「日焼け止めを使っているのに焼ける」と感じる場合、日焼け止めそのものの性能だけでなく、使い方に原因があるケースもあります。特に多いのが、使用量不足、塗りムラ、塗り直し不足です。

原因 起こりやすいこと 対策
使用量が少ない 表示されているSPF・PAの防御力を十分に得にくい 製品の使用量を確認し、顔は必要に応じて2回に分けて重ねる
塗りムラ・塗り忘れ 頬・鼻・首・耳など部分的に焼けやすくなる 5点置きで広げ、首・耳・生え際まで丁寧に塗る
塗り直し不足 汗・皮脂・摩擦で落ちた部分から紫外線を受けやすい 2〜3時間おきを目安に塗り直す
日焼け止めだけに頼っている 長時間の屋外活動では紫外線を受ける量が増えやすい 帽子・日傘・衣類・日陰も組み合わせる

日焼け止めは「朝に一度塗れば終わり」ではありません。十分な量を、ムラなく、必要なタイミングで塗り直すことが大切です。

まずはセルフチェック|日焼け止めのNGな塗り方

以下の項目に1つでも当てはまる場合、日焼け止めの効果を十分に活かせていない可能性があります。

  • 朝、スキンケア後すぐに日焼け止めを塗ってヨレてしまう
  • 顔全体に少量しか使っていない
  • 手のひらで一気にサッと伸ばしている
  • 小鼻・口まわり・髪の生え際をあまり意識していない
  • 首や耳、うなじには塗らないことが多い
  • 塗り直しは汗をかいた時だけ
  • メイク崩れが気になって日中は塗り直さない
  • 去年開封した日焼け止めをそのまま使っている
  • UV下地やファンデーションだけで済ませている

ドキッとした方も大丈夫です。日焼け止めは、少し塗り方を変えるだけでも、紫外線対策の質を高めやすいアイテムです。

顔に塗る日焼け止めの適量

日焼け止めに表示されているSPF・PA値は、一定の条件で測定された数値です。実際の使用量が少ないと、パッケージに表示されている防御効果を十分に得にくくなる可能性があります。

まずは、使用している製品のパッケージに書かれた使用量を確認しましょう。製品ごとの目安がない場合は、以下を参考にしてください。

タイプ 顔に塗る目安量 ポイント
クリームタイプ パール粒2個分程度を目安に、足りない部分は重ねる 一度に厚く塗るより、2回に分けて重ねるとムラになりにくい
ミルク・液状タイプ 1円玉2枚分程度を目安に調整 手のひらに広げすぎず、顔の数か所に置いてから伸ばす
ジェルタイプ 製品表示の使用量を優先 軽い使用感のものほど、少量で済ませすぎないよう注意

「思ったより多い」と感じる方も多いかもしれません。ベタつきや白浮きが気になる場合は、使用量を極端に減らすのではなく、薄く2回に分けて重ねるのがおすすめです。1回目で全体に広げ、2回目で頬・鼻・額など紫外線を受けやすい部分を補うと、仕上がりも自然になりやすくなります。

少量で伸びる=少量で十分、ではない

伸びのよい日焼け止めは使いやすい一方、無意識に使用量が少なくなることがあります。快適な使用感と十分な量を両立できるものを選びましょう。

顔の日焼け止めは5点置きでムラなく塗る

顔に日焼け止めを塗るときは、手のひらで一気に伸ばすよりも、おでこ・鼻・両頬・あごの5点に置いてから広げる方法がおすすめです。

  1. 日焼け止めを適量手に取る
  2. おでこ・鼻・両頬・あごに分けて置く
  3. 顔の中心から外側へ、指の腹でやさしく伸ばす
  4. フェイスラインまで丁寧になじませる
  5. 頬・鼻・額など焼けやすい部分にもう一度薄く重ねる

このとき、力を入れてこすると摩擦になり、メイク崩れや肌への負担につながることがあります。日焼け止めは「塗り込む」というより、肌の上に均一な膜をつくるイメージでやさしく広げましょう。

スキンケア後すぐに塗るのはNG?

化粧水や乳液、クリームを塗った直後に日焼け止めを重ねると、肌表面に油分や水分が残っていて、日焼け止めがヨレたり、ムラになったりすることがあります。

朝のスキンケア後は、軽くなじむまで少し待ち、肌表面のベタつきが気になる場合はティッシュで軽く押さえてから日焼け止めを塗りましょう。こすらずに押さえることで、スキンケアを残しつつ、日焼け止めを均一にのせやすくなります。

塗り忘れやすい顔まわりのパーツ

日焼け止めは、頬や鼻など目立つ部分だけでなく、細かいパーツまで意識することが大切です。特に以下の部分は塗り忘れが多いので注意しましょう。

顔まわり

  • 髪の生え際
  • 眉間
  • 小鼻のわき
  • 口角まわり
  • フェイスライン

顔の外側

  • 耳の後ろ
  • 首の前側
  • 首の後ろ側
  • うなじ

特に首やうなじは、顔と同じくらい紫外線を受けやすいにもかかわらず、ケアを忘れやすい部位です。顔だけ白く、首だけ日焼けしてしまうと色の差が目立つこともあるため、日焼け止めは顔から首までセットで塗る習慣をつけましょう。

体への日焼け止めは線状に出してから伸ばす

腕や脚など広い範囲に塗る場合は、手に取ってから伸ばすよりも、容器から直接肌に線を描くように出してから広げると、量が不足しにくくなります。

  1. 腕や脚に、日焼け止めを線状に出す
  2. 手のひら全体を使って大きく円を描くように伸ばす
  3. ひじ・ひざ・手首・足首までなじませる
  4. 手の甲・足の甲・指先も忘れずに塗る
  5. 肩・デコルテ・首の後ろも確認する

体は面積が広いため、無意識に使用量が少なくなりがちです。特に、肩・腕の外側・手の甲・足の甲は紫外線を受けやすく、日焼けしやすい部分です。サンダルを履く日や半袖で外出する日は、顔だけでなく体の露出部分にも忘れずに塗りましょう。

日焼け止めはいつ塗る?外出直前で大丈夫?

日焼け止めは、戸外に出る前に塗っておくことが基本です。外に出てから慌てて塗ると、塗りムラができたり、首や耳などを塗り忘れたりしやすくなります。

朝のスキンケア後、メイク前に日焼け止めを塗り、肌になじませてからベースメイクに進むと、仕上がりが安定しやすくなります。化粧下地やファンデーションにUVカット効果がある場合でも、十分な量を顔全体に塗るのは難しいことがあるため、紫外線が気になる季節は日焼け止めを別で使うと安心です。

朝のおすすめ順番

  1. 洗顔
  2. 化粧水・乳液・クリームなどのスキンケア
  3. 肌表面が落ち着くまで少し待つ
  4. 日焼け止めを顔・首に塗る
  5. 化粧下地・ファンデーション
  6. 日中は必要に応じて塗り直し

日焼け止めの塗り直しは2〜3時間おきが目安

朝に日焼け止めを塗っても、汗や皮脂、衣類・マスク・ハンカチとの摩擦によって少しずつ落ちていきます。そのため、日中も必要に応じて塗り直すことが大切です。

一般的には、2〜3時間おきを目安に塗り直すとよいでしょう。特に以下のようなタイミングでは、通常より早めの塗り直しがおすすめです。

  • 汗をかいた後
  • タオルやハンカチで肌を拭いた後
  • マスクを長時間つけ外しした後
  • 海・プール・レジャーの後
  • 屋外で長時間過ごす前
  • 昼休みや外回り前

「SPF50+だから塗り直さなくても大丈夫」と思われがちですが、SPFの数値が高くても、汗や摩擦で落ちてしまえば肌を守る力は低下します。数値の高さに頼りすぎず、こまめに塗り直すことを意識しましょう。

メイクの上から日焼け止めを塗り直す方法

メイクをしている日は、「日焼け止めを塗り直したいけれど、メイクが崩れるのが不安」という方も多いのではないでしょうか。そんなときは、無理に朝と同じ日焼け止めを重ねるのではなく、メイク直しと一緒にUVケアを取り入れるのがおすすめです。

1. まずは汗・皮脂を軽くオフする

塗り直し前に、ティッシュやあぶらとり紙で汗や皮脂を軽く押さえます。こするとメイクが崩れやすくなるため、やさしく押さえるようにしましょう。

2. 崩れた部分を軽く整える

ヨレたファンデーションや皮脂がたまった部分をスポンジで軽くならします。必要に応じて、保湿ミストや乳液を少量使って乾燥した部分を整えるのもよいでしょう。

3. UVカット効果のあるアイテムを重ねる

メイクの上から使いやすいUVケアアイテムには、以下のようなタイプがあります。

タイプ 向いているシーン 注意点
UVパウダー 皮脂やテカリを抑えながら塗り直したい時 厚塗りになりすぎないよう少量ずつ重ねる
スティックタイプ 頬・鼻・額など部分的に重ねたい時 直接強くこすらず、軽いタッチでなじませる
スプレータイプ 髪・首・うなじなど広範囲を手軽にケアしたい時 顔に使う場合は製品の使用方法を確認し、吸い込まないよう注意する
クッション・UV下地 メイク直しとUVケアを同時にしたい時 少量ずつタップして重ねる

外出先では、UVパウダー、スティック、スプレーなどを組み合わせると、メイクを大きく崩さずに紫外線対策を続けやすくなります。

スプレーだけで顔の紫外線対策を完結しない

スプレータイプは便利ですが、顔全体に均一に十分量をつけるのが難しい場合があります。朝のベースはクリーム・ミルク・ジェルなどでしっかり塗り、日中の補助としてスプレーやパウダーを使うとよいでしょう。

SPF50+なら絶対に焼けない?数値の見方もチェック

SPF50+の日焼け止めを使っていても、絶対に焼けないわけではありません。SPFは主にUV-Bを防ぐ目安、PAはUV-Aを防ぐ目安です。日常生活、通勤、屋外レジャー、海やプールなど、過ごす環境に合わせて選ぶことが大切です。

シーン 選び方の目安 ポイント
通勤・買い物・散歩 日常使いしやすいSPF・PAのもの 毎日続けやすい使用感を重視
屋外での軽い運動 汗に強いタイプ 汗をかいたら塗り直す
海・プール・レジャー 高SPF・高PA、耐水性のあるタイプ 水に濡れた後やタオルで拭いた後は必ず塗り直す
シミ・くすみが気になる美容目的 顔・首まで使いやすいテクスチャー 数値だけでなく、量と塗り直しを重視

数値が高い日焼け止めは心強いアイテムですが、肌に合わなかったり、ベタつきが苦手で使用量が少なくなったりすると意味がありません。自分が毎日きちんと使える日焼け止めを選ぶことも、紫外線対策では大切です。

日焼け止めだけに頼らない紫外線対策も大切

紫外線対策は、日焼け止めだけで完璧にしようとするよりも、複数の対策を組み合わせる方が続けやすくなります。

日差しを避ける

  • 日陰を選んで歩く
  • 紫外線が強い時間帯の長時間外出を避ける
  • 屋外ではこまめに休憩する

物理的にカバーする

  • 日傘を使う
  • つばの広い帽子をかぶる
  • UVカット機能のある衣類を選ぶ
  • サングラスを使う

特に夏場や屋外レジャーでは、日焼け止めに加えて帽子・日傘・衣類を活用することで、紫外線を受ける量を減らしやすくなります。

日焼け止めを塗るときのよくある質問

Q. 日焼け止めは下地の前?後?

A. 基本的には、スキンケアの後、化粧下地やファンデーションの前に日焼け止めを塗ります。ただし、UVカット効果のある化粧下地を使う場合は、製品の使用方法に従いましょう。紫外線対策を重視するなら、日焼け止めを塗ったうえでベースメイクを重ねると安心です。

Q. 室内にいる日も日焼け止めは必要ですか?

A. 窓際で過ごす時間が長い日や、洗濯物を干す、近所へ買い物に行くなど短時間でも外に出る日は、日焼け止めを塗っておくとよいでしょう。特に紫外線が強い時期は、短時間の積み重ねでも肌に影響することがあります。

Q. 曇りの日や冬も日焼け止めは必要ですか?

A. 曇りの日や冬でも紫外線は降り注いでいます。真夏ほど強く感じなくても、紫外線対策を続けることが大切です。特にシミやくすみ、光老化が気になる方は、季節を問わず日焼け止めを習慣化しましょう。

Q. 去年の日焼け止めは使ってもいいですか?

A. 開封後の日焼け止めは、時間が経つと品質が変化している可能性があります。におい、色、分離、テクスチャーの変化がある場合は使用を避けましょう。使用期限や保管方法は、製品の表示を確認してください。

Q. 敏感肌でも日焼け止めは使った方がいいですか?

A. 紫外線は肌への刺激になることがあるため、敏感肌の方も紫外線対策は大切です。ただし、肌に合わない製品を無理に使う必要はありません。低刺激設計のものや、紫外線吸収剤不使用タイプなど、自分の肌に合うものを選びましょう。赤みやかゆみが出る場合は使用を中止し、皮膚科に相談してください。

Q. 日焼け止めを塗ってもシミが増える気がします。

A. 使用量不足、塗り直し不足、塗り忘れ、摩擦、肝斑、炎症後色素沈着など、複数の要因が考えられます。シミ・肝斑が気になる場合は、自己判断で強い美白ケアを続けるより、皮膚科や美容皮膚科で相談するのも選択肢です。

まとめ|日焼け止めは正しく塗ることで効果を活かせる

日焼け止めを塗っているのに焼ける原因は、商品選びだけではありません。使用量が少ない、ムラがある、塗り直していないといった使い方の違いによって、紫外線対策に差が出ることがあります。

日焼け止めの効果を活かすためには、次の3つを意識しましょう。

  • 量:製品の使用量を守り、顔は必要に応じて2回に分けて重ねる
  • ムラなく:5点置きで顔全体に広げ、首・耳・うなじまで塗る
  • 塗り直し:2〜3時間おき、汗や摩擦の後は早めに重ねる
  • 部位:手の甲・足の甲・首の後ろも忘れない
  • 併用:帽子・日傘・衣類・サングラスも使う

毎日の紫外線対策は、未来の肌を守るための小さな積み重ねです。SPFやPAの数値だけに頼るのではなく、正しい塗り方と塗り直しを習慣にして、日焼けやシミ、くすみが気になりにくい肌を目指しましょう。

引用・参考情報


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X f L

美容医療クリニックの運営支援とメディア制作の経験を活かし、美容医療・ヘルスケア・ウェルネス領域の記事を企画・編集。施術やサービスを一方的にすすめるのではなく、料金、リスク、契約条件、通いやすさ、公式情報の確認を重視し、読者が納得して比較できるコンテンツ制作を心がけています。