美容医療の“沼”、抜け出せた?抜け出せない?座談会

美容医療って、一度始めると「次はこれも…」と止まらなくなる!?──今回は、美容医療経験者の東京在住女性3名に集まっていただき、いわゆる「美容医療の沼」にハマった瞬間や、その後の心境の変化について本音で語ってもらいました。

登場人物

  • Aさん(28歳):営業職。最初は脱毛から始まり、現在は美容注射が習慣に。
  • Bさん(36歳):WEBディレクター。一時は毎月のように施術を受けていたが、最近は“抜けつつある派”。
  • Cさん(44歳):主婦。20代から美容施術歴あり。今も月1ペースで通っている。

最初に“沼った”きっかけは?

Aさん: 私は完全に「毛穴ケア」からです。最初はハイドラフェイシャルを1回だけのつもりだったのに、「せっかくなら次は毛穴引き締めも…」ってなって、気づけば美容点滴やエレクトロポレーションも追加してました(笑)。

Bさん: わかるわかる!私は出産後のたるみがきっかけ。フォトフェイシャルから始まって、気になってなかったシミや肝斑まで目に入り始めて…。「このままだと老化止められない…」って焦りが出ちゃった。

Cさん: 私はボトックスからかな。当時は珍しくて、「表情が変わらないのにシワが出なくなるなんてすごい!」って感動して。その後、ヒアル・糸リフト・美肌治療…って自然にステップアップしちゃった(笑)。

一番「これはハマってた」と思う時期は?

Bさん: 30代前半かな。月に1〜2回はどこかしら予約入れてた。予約しないと不安になる感覚…。今思えば、ちょっと依存してた気もする。

Aさん: 私も最近までは月3で通ってました。脱毛・白玉点滴・ハイフみたいに別ジャンルを並行して…。美容施術が“趣味”みたいになってて、休日は予定=クリニック(笑)。

Cさん: 逆に私は、今も「軽く沼に浸かってる」くらいがちょうどいいと思ってる(笑)。全部を辞めるんじゃなくて、必要なものを定期的にメンテするって感覚。

そこから「抜け出そう」と思った瞬間って?

Bさん: 写真で自分の顔がちょっと“やりすぎ”に見えた時。あと、肌が疲れてる感じも出てきて、「一回休んでみよう」と思って、いまは美容皮膚科は3ヶ月に1回ペースに落としてます。

Aさん: 私はカードの明細(笑)。冷静になって「月5万円、何に使ってたんだっけ…」って。あと、やっても周りが気づかないと「自分の中だけで満足してるだけだった?」って思って。

Cさん: 私は、やりすぎると“ナチュラル感”がなくなるって気づいてから、自分の“見た目の引き算”を意識するようになったかな。でもゼロにはしない。「やめどき」って難しいよね。

今、どんなバランスで付き合ってる?

Aさん: 今は「本当に気になるときだけ」にしてます。たとえばイベント前にトーニングとか、夏前にハイフを一回だけとか。メリハリをつけるようにしたら、施術の効果も実感しやすくなりました!

Bさん: 私も。以前は“惰性”で通ってたけど、今は「この肌悩みにはこれ」って目的を明確にして選んでます。あと、日常のスキンケアを丁寧にするようになって、そっちのほうが効果を感じることもある。

Cさん: 私はずっと「ゆるく沼にいる派」かな(笑)。でもそれでいいと思ってる。無理にやめるとストレスになりそうだし、自分の心が満たされる範囲で楽しんでます。


美容医療との距離感は人それぞれ。「沼った」経験をしたからこそ、今のバランスを見つけられた3人のリアルな声は、多くの女性にとってヒントになるかもしれません。あなたは、美容医療との付き合い方、見直してみますか?

【医療広告ガイドラインに基づく表記】 本記事は一般的情報提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。施術の適応・副作用・費用は医師による診察でご確認ください。